京都 キネシオテーピングのプロ

京都在住 キネシオのプロが、キネシオテーピングを用いたスポーツ傷害等の治療例やパフォーマンスアップ例を紹介します。

突き指、その他の症例に対して

この方は数日前に階段を慌てて下りて転倒しかけ、手を付いた時に突き指等をされました。

症状としては、小指が曲がりにくい・曲げると痛い、ちょうど青のテープが貼ってある箇所が痛い、掌の小指と薬指の間が痛い、その他です。

テーピングの方法としては、筋肉に対するアプローチもありますが、
今回は靭帯の緩みに対してアプローチしました。π(パイ)テープというテーピングです。
キネシオテープをこのように丸く切り(切り方が雑とお叱りを受けましたが・・・)貼っていきます。

この時に気を付けなければいけないのは、キネシオテープの特性、縦には伸びるが横には伸びない、という点です。丸く切っていてもテープの方向は残っています。
そして、この場合は靭帯の緩みを阻止したいので、靭帯の走行、つまり手首から指先のラインに対して垂直の方向に縦のラインを合わせます。

そうすると、靭帯の伸びがロックされるのです。

この画像では見えませんが、手の甲にも掌のちょうど反対の位置にもう1枚貼っています。

 

このテーピングによって痛みが取れ、小指も難なく曲がるようになりました。

 

『キネシオテーピングのプロ!!』 京都府京都市伏見区 楽水庵のホームページ  

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