スノーボードと仕事による前腕・手首の痛みに
6年ほど前にスノーボードで転倒した時に手の付き方が良くなかったので、
それ以来痛みと指の痺れを持っておられた男性。
今回3回目で、初回で指の痺れは取れたものの、前腕の痛みと手の甲の痛みが少し残っています。
どういう時に痛いのかと言うと、腕立て伏せのような手の付き方です。
また、この方はSEのお仕事をされているので、余計に右前腕に負担が掛かっていると思われます。
まず、親指を伸ばす長母指伸筋が機能低下、これは前回親指爪の下からラインで貼ると剥がれやすいので、πテープで。今回はロックしないので、テープの走行を縦に。
そして、手の甲のちょうど指の間辺りが痛いという事で、どうもこれは虫様筋という深層筋が原因と判断、熊手テープで対応しました。これでかなり痛みが軽減。
ただ、まだ前腕部の張りがありましたので、青いテープのようにスリット入りのテープで指伸筋に沿って貼り、また前腕部の筋膜がかなり内側にずれていましたので、外側に戻すテープを2枚。そして、写真では見えませんが、反対側には尺側手根屈筋と長掌筋に対しても貼っています。
これで痛みや違和感はかなりなくなりましたが、虫様筋に効かすテープは剥がれやすいので、ご自身で貼り替えていただく必要があります。
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